放射性廃棄物処理講習会
本講習会は平成23年度より開催してまいりましたが、近年の受講状況に鑑みて、令和元年度の開催を以って終了することといたしました。
講習会の目的
東日本大震災で被災した福島第一原子力発電所の事故による放射性物質に汚染された廃棄物の処理は8,000ベクレル/kg以上の汚染レベルの高い廃棄物については国が、8,000ベクレル/㎏以下の汚染レベルの低い廃棄物については廃棄物処理法に基づき市町村あるいは処理業者によって処理が行われています。
また、近年、避難指示区域の解除が続いており、解除区域が広がることにより、区域内の家屋の解体等に伴って排出される汚染廃棄物の処理の必要性が高まることも予想されています。
本講習会は、こうした業務に携わる産業廃棄物処理業者等が、汚染レベルの低い廃棄物の処理を適正かつ安全に行うことができるよう、放射性物質汚染対処特措法や関係法令、及び放射性物質汚染廃棄物の処理に関する安全衛生管理などに係る知識の修得を目的として実施します。
対象者
- 放射性物質汚染対処特措法に基づく「特定一般廃棄物」又は「特定産業廃棄物」の処理を行う産業廃棄物処理業者
- 上記以外の8,000ベクレル/kg以下の放射性物質汚染廃棄物等の処理を行う産業廃棄物処理業者
- その他の放射性物質汚染廃棄物の処理に関する知識の修得を目指す方
※本講習会は、放射性物質汚染廃棄物の適正処理等に関する知識の修得を目的として実施するものであり、資格取得や業の許可申請に利用できるものではありません。
実施機関
(公財)日本産業廃棄物処理振興センター
(一社)福島県産業資源循環協会 (受付機関)
受講料
10,200円(テキスト代、消費税を含む)
プログラム
時間 | 内容 |
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9:30~ 9:50 | 受付 |
9:50~10:00 | 開講・開催挨拶・概要説明 |
10:00~16:00 (休憩あり) |
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16:00~16:10 | 受講証明書の交付、閉講 |