特管責任者の役割について

特別管理産業廃棄物管理責任者の役割について

特別管理産業廃棄物は、人の健康又は生活環境に被害を及ぼすおそれのある性状を有する産業廃棄物であるため、適正に保管し、処理する必要がある。
このため、特別管理産業廃棄物管理責任者の役割は、事業場における特別管理産業廃棄物に係る管理全般にわたる業務を法に基づき適切に遂行することであり、旧厚生省通知によれば、例えば次の事項となっている。

  1. 特別管理産業廃棄物の排出状況の把握
  2. 特別管理産業廃棄物処理計画の立案
  3. 適正な処理の確保(保管状況の確認、委託業者の選定や適正な委託の実施、マニフェストの交付・保管等)

排出事業者は自らの責任で廃棄物を適正に処理しなければならない(排出事業者責任)。
とりわけ特別管理産業廃棄物を排出する事業場では、特別管理産業廃棄物管理責任者がその責任を果たす上で重要な役割を担っていることを認識し、業務に取り組むことが大切である。

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