家庭等の医療機関以外の場所で行う医療処置を在宅医療といいます。在宅医療については、高齢層の増加に伴う要医療者の増加に対して、病床数が必ずしも十分に確保できないことなどを背景として、その推進への取組みが図られています。厚生労働省の調査によれば、在宅医療の実施総件数は、平成11年で約58万件であったものが、10年後の平成21年では約98 万件に達し、10年間で1.7倍に増加しています。在宅医療の主たる療法としては、自己注射、酸素療法、在宅持続陽圧呼吸法、在宅自己導尿などがあります(図1)。

図1 主な在宅医療の療法別構成比(平成21年、厚生労働省調べ)

















