英国規格等鋭利物容器との比較
医療鋭利物容器性能に関する規格
医療鋭利物容器の性能に関する規格としては、英国、オーストラリア、カナダおよび米国のものがあります。この内、英国、オーストラリアおよびカナダの規格は、使い捨て医療鋭利物容器に係わるものであるのに対し、ASTM(米国材料試験協会)のものは、容器材料の針貫通抵抗性の試験評価方法が規定されたものです。
英国、オーストラリアおよびカナダの中で最も新しいカナダの規格CSAZ316.6(2002年改訂)では、容器の種類として、バイオハザード廃棄物用(蒸気滅菌対応)と細胞毒性廃棄物用の2種類を定めるとともに、試験項目として他の2つの規格が規定する転倒試験の代わりに漏洩試験を導入しています。
他方、個々の試験の要領、精度、条件等については、おおむね一致したものとなっており、これらの国々間での規格の整合が図られていることがうかがわれます。
国連モデル基準
感染性廃棄物は、国連モデル基準においては、クラス6、部門6.2感染性物質の中に位置づけられており、バイオハザード物質や細胞毒性物質等の感染性物質が含まれるか、あるいは含まれている恐れのあるものとして、グループⅡの梱包が必要となっています。ちなみに、感染性物質はグループⅠの梱包が必要です。
ここで、梱包グループとしては、グループⅠ(危険性が高い危険物を対象とする梱包)、グループⅡ(危険性が中級の危険物を対象)およびグループⅢ(危険性が低い危険物を対象)の3種類が定義されています。
国連モデル基準の性能評価試験は、梱包グループⅡの試験項目を示しますが、繰り返し使用あるいは液状危険物の収納にも対応しており、気密試験、内圧試験も組み込まれています。ただし、容器材料の貫通性評価試験は規定されていません。
医療鋭利物容器等の性能に関する主な海外基準・規格の比較[PDF(13KB)]
























